今回は『微分の問題集』(東京電機大学出版局)という本を紹介します。
前回紹介した『積分の問題集』の姉妹版という感じです。
私のノートですが、内容は以下のような感じです。
『積分の問題集』でもそうでしたが、本文に解説はほぼなく、代わりに問題数がかなり多いです。
高校数学の数IIの範囲から始まり、大学数学入門レベルまで扱っています。基礎を復習し、微分(『積分の問題集』なら積分計算)の基礎的な計算力を身につけることができます。
解答では、途中式の記述がかなり充実しており、変形のやり方のコツを学べます。
価格も1,400円(税抜)と比較的リーズナブルです。
微分計算は積分計算の基礎にもなるので、『微分の問題集』と『積分の問題集』を同時に学習するのが個人的にはお勧めです。
著者が前書きで述べていること。
「数学の学習で最も大切なことは繰り返すことである。同じ問題を少なくとも2回は解かなくてはならない」
私も大事だと思います。
私は今、『微分の問題集』『積分の問題集』で、2回目に取り組んでいます。当初に比べ、計算力は相当ついたと思います。