自転車で車道を逆走する人を結構見かけることがあります。
ネットを見てみると、以下のような理由があるようですね。
〇左側通行だと、後ろからいきなり車で抜かれて怖い。右側を通れば、前から車が通るのが見やすい
私の経験則ですが、逆走のメリットはこれしかないと思います。
実はこれは以下でほぼ防ぐことが可能です。
〇後方確認をする
〇バックミラーを付ける
これについて、バックミラーは格好が悪いという人がいますが、安全には変えられないかと。。。
最近はオシャレなバックミラーもありますしね。
問題なのは、逆走には安全上致命的な問題があるのです。
逆走している人には、ここを理解して欲しいなあと思います。、
〇正面衝突する方がダメージが大きい
例えば、自分が時速20km、車が時速40kmで車道を走っていたとします。
左側通行をしていた場合は、追い越されるので、
相対速度は40-20=20kmとなります
それにたいして。。。
右側通行をしていた場合は、向かい合うので、
相対速度は40+20=60kmとなります。
この場合、なんと3倍の速度差があるわけです😨。
〇順走の自転車と鉢合わせる危険性がある。
鉢合わせると、どちらかがよけないといけません。
これは私の主観ですが、逆走している自転車で内側に避けてくれた人はほとんどいません。
順走している方が後方確認して内側に行くことになります。
〇左右に曲がる時の発見が遅れる
特に左に曲がろうとする時、逆走(右側通行)の人はギリギリまで見えなくてヒヤッとします
順走(左側通行)の人は早めに見えるので、早めに対応できます。
イメージはこんな感じです。
ギリギリで鉢合わせると事故のリスクは高まります😢。
自動車やバイクだとスピードが出るのでさらにリスクが高まるでしょう。
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ここまでリスクが高く、他の人に迷惑をかける逆走。
自分だけは安全にと思ったことが、結局は自分を危険な状態につながります。
逆走は今すぐやめなければならないと思います。