学習や勉強を進めていくと、「基礎」的なことが出てきます。
誤解されがちなのが
「基礎」=「簡単」(基礎は簡単)
と思ってしまうことです。
簡単な基礎も、もちろんあるのですが
多くの場合
「基礎」≠「簡単」(基礎は簡単ではない)
のです。
例として数学で出てくる三平方の定理定理をあげてみましょう。
数学を長らくやっていない人も、見たことがあるのではないでしょうか。
個人的には好きな定理のひとつです。
では、この公式を覚えたらマスターしたと言えるでしょうか。
それだけでは足りないです。
〇人に概要を説明できる
〇公式を覚える
〇証明で導けるようにする
〇実際に直角三角形で斜辺の長さを求められる
〇座標で2点間の距離が求められる
。。。
などなど、自分で理解し、応用し、人に伝えることができて、初めてマスターしたと言えると思います。
私の場合、最近は斜めの線が出てきただけで三平方の定理が浮かびます😅。
基礎だから簡単
と侮るのではなく
基礎だからこそ難しい
と基礎固めをしていくことが大事だと思います。