依然記事で書いた『アウトプット大全』の著者が書いた本です。
この本でも、アウトプットが大事、という主張は変わっていません。
この本は以下の構成になっています
- 基本法則
- 読み方
- 聞き方
- 見方
- インターネット活用術
- 学び方
- インプットを飛躍させる方法
私は研修の講師をしていて、人に話したり教材を作っていて、なるほどなあと思える時が多かったです。
例えば著者は速読、多読を勧めていません。
深読(深く読む)ことを推奨しています。
本の内容を人に話せるレベルまで読み込んで、初めて自己成長に繋がると言うことだそうです。
(Chapter2 03 深く読む)
これは本当にそうですね。
人に説明するには、「自分の言葉で分かりやすく」使える必要があります。そのためには、深く読む必要があります。場合によっては何回も読む必要が出てくるでしょう。
動画の有用性についても書いています。この本を読んでから、教育系コンテンツを見るようになり、学習効率が上がりました。
この本に限りませんが、読むだけでスキルが上がるとか、そういう本ではないと思います。
自分なりに「深く読む」ことを行い、実践すること。
これを行えば、効果を発揮する本だと思います。
勉強しているのに、効果がない、と思っている方は特に読んで実践してみると良いのではないでしょうか。