私は講師をしています。
受講生から質問を受ける場合もしばしばあります。
自分は教えるのが好きなので、仕事をしていてやりがいを感じます。
その際に意識していることがあります。
それは
答えを言うことを我慢する
です。
講師の仕事は「受講生が自分で解決する手助けをする」事だと私は考えています。安易に答えを言うことは、自分で解決する機会を受講生から奪うことがあります。また、受講生の自主性も育ちません。
とはいえ、突き放してしまうと、受講生の理解が進まなくなります。
そこで私は「まずは調べてみよう」と言います。調べ方がわからない人には「検索キーワード」などヒントを伝えます。闇雲に調べても時間ロスするだけなので「1時間調べて結果を教えて」などと伝えます。
そして調べてきてこれ以上分からなくなった、というところで、相手のわからない疑問に答えるようにしています。
苦労した分、受講生の食いつきは違います。
すぐに答えを言うのではなく、受講生に考えてもらう。
このことが大事だと思います