講師には、サブ講師と言われる仕事もあります。
サブ講師は、人数が多い時にメイン講師のヘルプをする講師です。
今の仕事とは直接関係ありませんが、サブ講師の時の経験は今でも役に立っています。
今回は、サブ講師の作業内容と、当時心がけていたことを書いていきます。
メイン講師の講義中、後ろで待機。質問があったら直ぐに対応する
メイン講師は講義の最中は質問に答えることが出来ません。その時に活躍するのがサブです。質問があったら、直ぐに飛んでいって、フォローします。
その際に、一人あたりの対応時間を1〜2分程度にすることが必要です。
複数人から質問が来ることも多く、10分とか対応していると間に合わないからです。
全員が終わっているか、メイン講師に合図で知らせる
メイン講師が演習から次の講義に移りたい時、「出来ましたか〜」と声をかけたりします。
その際、受講生から見えないところからメイン講師に合図を出します。
両手で〇:全員OK
両手で✕:終わっていない人多い
片手で数字:終わっていない人の数
後ろからだと受講生のPCが見えるため、できる感じですね。
メイン講師に追記事項を指摘。プラスアルファの講義をする
これは高等テクニックですが。。。
豆知識など、いわゆるプラスアルファの話をサブ講師側から投げかけることがあります。
講義前にメイン講師と入念に打ち合わせしておきます。
上手く行けば、講義にメリハリが着きます。
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いかがでしょうか。サブ講師は、会社で言うところの先輩に近い所もあるかもしれません。
最後にメインサブに関わらず大事なこと。
受講生と普段からコミュニケーションを取る
です。
最大30人近くのクラスもありましたが、1日で最低1回は話しかけることにしていました。
休み時間はずっと受講生の間を回っていた気がします。
話すと言っても、「〜さん、筆箱オシャレですね〜」など、雑談することが多かったですね。
そういう一つ一つの組み合わせが信頼関係を産んでいたと思います。
講師の仕事の精神は、後輩に接する時など役に立っています。
教えることで、自分の学びになる。
それが、講師の仕事の醍醐味だと思います。