今回と次回で、講師の話をしていこうと思います。講師はアウトプットする仕事です。勉強にも役に立つことがあるかもしれません。参考にして頂ければと思います。
講師にはメイン講師とサブ講師がいる場合があります。
今回はメイン講師について話していこうと思います。
メイン講師とは何か
メイン講師は、人前で講義をしたり板書をして受講生に分かりやすく伝える仕事です。
講師と言うと、このメイン講師の仕事を連想する人が多いかもしれませんね。
それだけでなく、事務的な連絡をしたり、受講生のサポートをしたりと、幅広い仕事になります。
どういうことを意識しているか
人前で話すのでかなり気を使います。
ここでは、私が意識していることを3つあげていきます。
全ての人に伝わる説明はないと割り切る
その上で、1人でも多くの人に伝わるよう話す
講師をしていると、複数人に話すことが多いです。全ての人に分かる説明は難しいです。人によって、得意不得意が異なったり、考え方が違うからです。
その上で、大事だと思うことに絞り込んで伝えるようにします。
講義と受講生の理解のズレを修正していくのがサブ講師なのですが、次回書いていきましょう。
明るくメリハリのある話し方をする
人は話を聞いていると眠くなったりするものでます。
特に暗い声でボソボソ話していると、聴き取りずらくなったりします。
話す時は、声のトーンをいつもよりも高めに話すとはっきり聴こえます。
また、早口になりがちなので、少しゆっくりと話すようにします。
大事なことは3回繰り返すなど、メリハリを付けていくようにしています。
受講生の目を見る
大事なことを話す時、一呼吸を置いた上で、受講生の目を見ていきます。10人以上など人数が多い時は、全体を見渡していきます。
目を合わせると「大事なことなんだな」と感じて貰えることがあります。
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メイン講師をする場合、準備はかなり念入りにします。どういうふうにしたら伝わるか。今までの講義で問題があることはないか。進行は問題ないか。。。
講師の仕事をして、5年以上経ちますが、100点満点の講義はまだ出来ていないです😅。
そんなものはないのかもしれませんね。
でも、この仕事をするようになって、アウトプットを前提にインプットする習慣がつきました。
講師でなくても、人に分かりやすく話すことは、自分の理解にも繋がります。今回書いたことが参考になれば幸いです。