私は研修の講師をしています。
最近は独学でもその気になればある程度は技術や学問を身につけることができる環境が整ってきました。本もネットもわかりやすいものが増えています。
でも先生や講師はまだまだ必要だと考えています。その理由について、今回は書いていきます。
自分で調べても分からないところをサポートしてくれる
ネットや本は、最近かなり丁寧に書かれています。でも、それだけだと情報が足りないことがあります。
例えば、私の父親の話をすると。。。Excelの操作を調べていた時、どうしても詰まって私に助けを求めてきました。ネットでのっていた通りやっていたところ、どうしても進めないとのことでした。そのページを見てみると、1つ画面がスキップされていました。その事を伝えたら、できるようになりました。
分かる人にとってはなんでもないことかもしれませんが、分からない人に取っては重大なことって結構あると思います。
そういう所を教える側が上手くサポートすることができると考えています。
物事を体系化して伝えてくれる
特に学問をしていると、ものすごく幅が広いです。また、歴史など通説が揺れていることも多く、全てを独学で押さえるとなると、膨大な量の文献を読まないと行けません。
先生や講師は、その辺を押さえて生徒受講生に伝えることをしています。私も研修でカリキュラムを考えるのですが、「どうやったら全体像を伝えられるか」「受講生が最低限覚えなければ行けないことはなにか」といつも考えています。
***
最近は動画で先生講師が講義したり、講義調の書籍も増えてきました。
学生の場合は学校の先生を頼りにする、学校に行けない場合は動画や本を頼りにする。
講師、先生を頼ることで効率良く学習することができると思います。