学習と勉強という言葉があります。
個人的な考えですが、「学習」という言葉の方が「勉強」という言葉よりも好きです。
それぞれ漢文らしく読み下してみると、
学習:学びて習う
勉強:勉めて強いる(しいる)
という感じになるかなと思います。
学習には「学ぶ」「習う」というような意味があります。
一方勉強という言葉には、「努力して」とか「強制して」という響きがあると思うのです。
もちろん、努力も必要なのですが。。。
強制で無理してやらなければならないことほど、辛いものはないと思います。
学習にしても、勉強にしても「出来た」とか「分かった」ということが一番嬉しい事だと思います。
このことを引き出す仕事が教師講師の仕事だと思ってます。
私個人が研修で意識していることは、
〇相手の考えを尊重する
〇相手の行動を尊重する
〇相手の疑問を尊重する
です。
特に質問に対しては、真摯に答えるようにしています。
質問をする側は勇気を持って質問していることが多いです。
同時に、安易に答えは言わないようにしています。自分で必死に考えることが、成長に繋がることが多いからです。
強制的に「勉強」させられるのではなく、自発的に「学習する」。
その事が大事かなと思います。