樹奈の活動記録

勉強成果、趣味、旅行など思ったことを書いていきます。

【数学】数学で身につく力 第2回 [定義]ルールを決める

数学では、色々「定義」という物が出てきます。

定義は色々とありますが、共通することがあります。

それは、

〇数学的にそう決めた方が都合が良い

〇ほかのルールと矛盾しない

ということです。

 

今回は「-(マイナス)」を例にしてみましょう。「マイナス」には2種類ありますが、そのうち「-1」のような形のパターンについて取り上げます。

 

この形の「-」の意味は単純です。

符号を逆転させる(+を-に。-を+に)

これだけです。

例えば、

-(+1)→(-1)

-(-1)→(+1)

となります。

この式は以下のように省略して書けます。

-1→-1

-(-1)→1[または+1]

 

これを下手に「-1万円お金が減った(1万円増えた)」などの例えにしてしまうと逆に混乱するかと思います。

 

数学ができない場合、どうしても「公式や定理を覚える」「計算力を付ける」ということに頭が向きがちです。

もちろんこれらも大事ですが、「定義」もおろそかにしない事が大事になってくると思います。