樹奈の活動記録

勉強成果、趣味、旅行など思ったことを書いていきます。

【教育】お世話になった予備校や塾の先生3〜予備校の生物の先生

今回は予備校の生物の先生を紹介します。

 

かなり年配の先生で独特な先生でした。

 

Chopin

1番印象深いエピソードがこれですね。

ある日、先生が黒板に

Chopinと書きました

その上で、

「これを読めるかな」

と何人かを当てました。

「チョピン」という人が多かったです。

そうすると、

「皆さんは文系なのに知らないのは嘆かわしい」

※当時文系のクラスに属してました

「これはショパンですよ。ピアノで有名な。革命とか別れの曲など知りませんか」

「皆さんはこれから文系学部に進むことになる」

「理系の私よりも本来なら文系の教養を持ってないといけません」

「受験は確かに大事です。でも、教養も大事です」

「受験だけで、教養がない人に皆さんにはなって欲しくない」

「Chopinをチョピンと読まないよこの話広い知識を身につけていってください」

 

この話を聞いてすごく印象に残りました。

私が学生時代になった時に色々と本を読むようになったのも先生のおかげかもしれませんね。

 

受験レベルを超えた話

先生の授業では雑談が非常に多かったです。

雑談といっても、普通の雑談ではありません。

色々と生物について、学問的な話を聞かせてくれました。

受験レベルを超えた話が多かった気がします。

特に、スライドを使って、色々と画像を見せていただけたのは本当に面白かったです。

 

それまで生物は暗記科目だと思ってましたが、楽しさを感じることができて幸せだったと今になって思います。

 

論述を意識した解説

先生は論述もセンターなどマーク試験の講座も担当されてました。

先生が良く話していたのが

「実際に手で書くこと」

でした。

必ず時間を取り、受講生全員に計算をさせていました。

解説の時にいつも以下のように話されてました

「単に答えを写すだけでは全く意味が無い」

「間違ってもいいから自分で計算する事が大事です」

「なぜ間違えたのか。ミスに向き合っていない限り人間は成長できない」

 

この言葉は今でも頭に残ってます。

 

***

 

他にも

「受験票を折れば、45度の簡易分度器になる」

など、色々と型破りな事もアドバイスして頂けました。

 

生物の先生から科学的な姿勢を学んだような気がします。

そのうちまた生物を学び直したいと思ってます。