高校物理では、公式を使って問題を解くことが多い気がします。
一方で物理は微積分の理論がしっかりと組み立てられています。
公式と理論がどちらが良いかということを考えた時期があったのですが。。。
お互いに良いところがあるので使い分けをすると良いのではないかと最近思うようになりました。
例えば、以下鉛直落下運動の問題です。
左は公式重視
右は積分を使っています。
それぞれメリットデメリットがあると思います。
公式
メリット
○覚えてしまえば速く計算できる
○難しい数学を使わなくて良い
デメリット
○丸暗記だと覚えた時に対応できない
○特殊な運動しか使えない
理論
メリット
○公式を忘れても直ぐに導出できる
○一般的な運動に使える
デメリット
○数学の知識がいるので敷居が高くなる
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高校物理は一般的な事象を特殊な事象に限定することで、問題を単純化しているのがすごいと思います。
以下個人的な考えです。
大学受験でのみ物理を使うならば公式だけでも良いかもしれません。
ただ、物理や数学を深く学習したい場合は微積分を使った理論を抑えた方が良いと思います。
私の場合は物理を学習して数学(微積分など)の理解が深まりました😄。
受験という縛りがない今、理論的な物理の学習をしていて楽しいです😄
公式と理論は対立するものではなくお互いに保管し合うものなのかもしれませんね。