前に「理系科目でも国語力は大事」という記事を書きました。
今回は逆のことを書いてみたいと思います。
私は学生時代文系でした。数学が得意でない(嫌いではありませんでしたが)ので、選んだのが理由です。
ただ、文系でしたが、予備校に行っていた時に、数学は結構勉強しました。
学生時代はほぼ数学は勉強しませんでしたが、今考えると数学で身につけたことは役に立っていたんだなあと思うことがあります。
役に立ったと思うのは。。。
論理力
筋道だてて、論理を組み立てる力ですね。読む時も、書く時も数学の証明の手法(演繹法、数学的帰納法、背理法など)を無意識に使っていたと思います。
真理
自分はインド哲学専攻でした。西洋哲学も学びました。その際「真理とは何か」ということに向き合うことが多かったです。数学のように、数式で真理を表す手法は面白いなあと、社会人になってから思うようになりました。
分析
歴史などでも、時代考証に数学の知識が使われています(科学の知識では数学が使われていることが多い)。地理では統計の知識も必要でしょう。
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文系だから数学をやらないというのは、深く物事を知る機会を失うことになると思います。
基本的な数学力はあった方が良いのではないかと思います。