前回は計算ミスの原因について書きました。
今回は計算ミスを防ぐ対策について書いていこうと思います。
100%防げる訳ではないですが、ミスは減るかと。
見直しする
全ての基本かと思います。
まずは前提としては、「間違いがあるかもしれない」という疑いの目で見ていくことです。「これは簡単だし大丈夫だよな〜」という所にミスがあるものです。
見直しのポイントは以下のようなものがあるかなと。
〇写し間違いがないか
〇符号ミスがないか
〇公式、定理の間違いがないか
この時に検算しながら見直すと効率が良いです。
検算については次に書きます。
検算する
以下は検算することで、かなりミスを防げます
方程式→解を代入してみる
足し算→引いてみる
引き算→足してみる
掛け算→割ってみる
割り算→掛けてみる
逆から計算してみる(1+2なら2+1)
。。。
他にもあると思いますが、この辺が代表的かなと。
検算して元の形になれば大丈夫。元の形にならない場合は、どこかで計算ミスをしています。
綺麗な字でレイアウトを整える
雑に書くと後で判読する時に分かりづらいですし、計算ミスの原因になります。また、試験で減点される可能性もあります。
可能な限り丁寧に書くようにしましょう。
レイアウトも大事です。「=の位置を揃える」だけでもかなり見栄えが良くなります。
方眼紙やドット付きノートを活用するのも良いと思います。
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計算ミスには、自分の知識不足、計算不足が如実に表れます。
計算ミスについて分析し、原因を考え、対策する。
これは仕事のミスを減らす方法に通じるところがあります。
たかが計算ミスと侮らず、計算ミスに真摯に取り組む事が、大事になってくると思います。