歴史を学んでいると、昔から世の中は不平等だったのだなあと思います。
平等について考えるとき、以下の二つを区別しなければならないと思います。
〇他の人と同じという意味での平等
〇機会均等という意味での平等
前者は人間である限り不可能だと思います。
もちろん搾取して良いという話ではありません。
ただ、人によって能力や考え方、環境は違います。
努力した人と、努力しない人が全く同じ報酬を得られないのはこれはこれで「不平等」のように思えます。
個人的には2番目の「機会均等の平等」、これを目指していかないと行けないと思います。
生まれつき貧しい。
能力がない。
だけど色々なことに挑戦してみたい。
そういう場合に同じ土俵で挑戦できる機会は平等であるべきだと思うのです。
そういう意味では資格試験や受験は機会均等の平等が比較的成り立っている例だと思います。
機会均等の平等について、皆が真剣に考えていく必要が今後はあるのではないかなあ思います。